1976-10-28 第78回国会 参議院 逓信委員会 第7号
○説明員(三宅正男君) ただいま計画局長が御説明申し上げましたように、ある程度設備という問題も考えなきゃいかぬわけでございますが、そのほかに、たとえば、いまの国鉄の座席予約、これはシーズン的に相当殺到する場合があり得るわけでございます。この場合などは、先ほども計画局長が申しましたように、そこへある程度以上の呼びがかかり出しました場合には、新たに発生いたします呼びを発信のもとの局の方で抑えて話し中にしてしまう
○説明員(三宅正男君) ただいま計画局長が御説明申し上げましたように、ある程度設備という問題も考えなきゃいかぬわけでございますが、そのほかに、たとえば、いまの国鉄の座席予約、これはシーズン的に相当殺到する場合があり得るわけでございます。この場合などは、先ほども計画局長が申しましたように、そこへある程度以上の呼びがかかり出しました場合には、新たに発生いたします呼びを発信のもとの局の方で抑えて話し中にしてしまう
○説明員(三宅正男君) ただいまの投資の問題でございますが、五十年度予算を上回る投資と先生おっしゃいましたですが、その実際の投資額の中には前年の四十九年度からの繰り越しの金額が入っております。五十年度予算では補正予算を入れまして一兆三千数百億であったと記憶しておりますが、それに前年度からの繰り越しを入れてそれだけの投資をした、こういうことでございます。 それから、先ほどから問題になっております計画
○三宅説明員 電電公社の場合には、十月の場合で工事費を三千五百億円削減せざるを得ない、こういうことでいろいろやってまいりました。さらに一カ月おくれることになりますと、新たに生じます資金欠陥が千二百五十億ございます。この中で百五十億はいろいろ経費の節減等で対処するといたしましても、一千百億につきましては新たに工事の削減ということで対処せざるを得ない状態に相なっております。
○説明員(三宅正男君) お答え申し上げます。 この法案に盛り込まれております料金の改定によります増収額というものが、平常月にいたしまして月に六百五十億でございます。したがいまして、現在までにすでに十月いっぱいといたしますと五カ月おくれておりますので、三千二百五十億円の収入欠陥がある、こういうことになってまいります。そのほかに、この収入資金欠陥に対しまして工事をおくらせるとどうしても工事の繰り延べをやらざるを
○説明員(三宅正男君) 現在ちょっと手元に数字がございませんので取り寄せて後で御説明申し上げますが、毎年相当な勢いで移転数がふえておる、これが公社としても仕事の上からも非常に大きな仕事になりつつあることは事実でございます。
○説明員(三宅正男君) 三十五年、三十九年、四十一年に、この耐用年数の変更をいたしております。これはこのたびに実際の状況を調べまして——と申しましても、全電話機を調べるわけにはまいりませんので、いろいろな方法がございます。その方法によって電話機の平均寿命というものの推定をいたしておるわけでございます。 具体的に申し上げますと、三十五年の場合には、過去の削除、つまり外しました電話機数の累計というものを
○説明員(三宅正男君) 撤去の理由が、一体、どういうものがあるかというお尋ねでございますが、五十年度の例を申し上げますと、五十年度に撤去いたしましたものが二百二十六万個出ております。このうち、先ほどから御説明申し上げております加入者の移転、このために電話機を外してきたというものが半分近い四七%程度ございます。それから機種変更、ビジネスホンあるいはプッシュホンといったような申し込みがありまして、これに
○説明員(三宅正男君) 五十一年度の予算におきましては、御案内のとおり一兆五千億の建設投資というものが予定されておったわけでございます。昨年が一兆三千億余ということでございますんで、相当大きく伸びるというふうに見ておったわけでございます。しかし、この料金関係の法案の実施のおくれましたために資金欠陥が現在生じております。 九月末現在で生じました資金欠陥が約三千八百億に相なっております。このうち三百億円
○説明員(三宅正男君) 決して私どもそういう指導をしたわけじゃございません。ただ、業界が現在非常に困っておることは事実でございまして、そういった業界が自主的にそういう陳情をいたしたんだと、こう存じております。
○説明員(三宅正男君) 先ほどから計画局長が御説明申し上げておりますように、公社といたしましては、加入電話を完全に需要に応じていく体制をつくっていく、これがまず第一でございます。したがいまして、先生いまお尋ねの緊急の度合ということになりますと、加入電話の需要を満たして、同時に、すでについております加入者の方々の通話、これに不便をかけないようにトラフィックの増等に伴う設備をつくっていく、こういうことが
○説明員(三宅正男君) お答え申し上げます。 公社は、今回の料金改定によりまして年間約五千八百億程度、基本料、通話料あるいは電報等も含めまして、あるいは設備料というようなものの料金改定されるもの全体といたしまして、その程度の増収を今年度予算に組んであるわけでございますが、これを平常月で見ますと、一カ月おくれますごとに六百五十億程度予算よりも収入が下がってくる、こういう形に相なっております。 さらに
○三宅説明員 お答えいたします。 この災害応急復旧用の無線電話、このものは大体移動用のものでございまして、特に災害救助法等の発動されますような大きな地震あるいは水害、こういったような場合に、通信ケーブル等が切れましても、災害復旧に活動する機関が電話の連絡がとれるようにという形で考えたものでございます。昭和四十七年から公社は、防災計画として、こういったような際に最小限の通信を確保するということのためにいろいろな
○三宅説明員 昨日阿部先生にお答え申し上げましたのは、少し私の説明不足であったと存ずるのでございますが、上半期におきましては、昨年度対比で九〇%程度の発注というものを大体確保することが私どもできたわけでございます。ただ、今後下半期の支出にいたします分につきましては、資金の見通しがつかないというようなことで発注を相当抑えざるを得ない。現在私ども考えておりますところでは、九月末現在での資金不足というものを
○三宅説明員 公社は、物を買います場合に、非常に厳重な原価の調査をいたしております。工場 への立ち入り検査等もいたしておりますし、また工程その他も全部洗いまして、その上で適正な価格をつけて購入いたしておりますので、決して高過ぎるというようなことはございません。
○三宅説明員 関連企業の中小企業に対して配意をしろ、こういうお話でございました。私ども、現在、相当程度の工事費の削減等をやらざるを得ない状態になっております。中小企業等に対する配慮等、十分とは申せませんが、できる限りのことはやってまいっております。数字だけで申し上げますと、メーカーに対しましては、現在までの発注額で、全体といたしましては、平均八〇%程度になっておりますが、中小企業分だけは九〇%を確保
○三宅説明員 お答え申し上げます。 確かに、先生おっしゃいますように、本年二百六十万、明年二百七十万、こういうような新規増設を計画いたしております。これに対して、予算が相当ふくれておるではないか、こういう御指摘であろうと存じます。これに対しましてこういうふうに御説明いたしますと御理解いただけるのじゃないかと思います。 五十一年には二百六十万の新規開通をいたしますが、これに要する費用、というのはちょっと
○三宅説明員 お答え申し上げます。 まず、明年度の予算が、予算概計を提出いたしましたが、先ほど先生おっしゃいましたとおり、一兆七千億余りになっております。これは確かに今年度一兆五千億に比べて相当な増加でございます。ただ、これは先ほど計画局長申し上げましたとおり、明年度につきましては明年度内に何とか積滞の解消をしたい、一掃をしたい。これは長年のお約束でもございますので、何とかいたしたいということが一
○三宅説明員 お答え申し上げます。 先ほど遠藤総務理事からもお答えいたしましたように、電話を一つつけるために要する費用、これはいろいろな基礎設備を工事いたします分も当然含んでまいるわけでございます。こういったようなものにつきまして、四十八年の石油問題以後相当な値上がりをしてきております。また、その工事に要します人手の労務費も相当なアップをしておりますことも、先生御案内のとおりだと思います。私どもいろいろな
○三宅説明員 電電公社関係の中小企業向けの発注割合についてお答え申し上げます。 四十八年度におきましては、総官公需総額、公社におきまして一兆四百億余りでございます。この中で中小企業向けの発注割合は、目標一三・二%に対しまして一三・九%の千四百四十八億になっております。 また四十九年度につきましては、総額一兆一千億余に対しまして目標は一三・七%、これに対しまして実績は一五・六%の千七百二十七億、こういう
○説明員(三宅正男君) お答え申し上げます。 私ども相当車を使っておりますが、自動車の修理は一般の町のサービス工場へ出しておりますので、直接自動車部品等の購入をいたしておりません。ただ、タイヤと電池につきましては、これは各現場で購入をいたしておりますが、これは大体最寄りの販売店から買っておりますので、購入先という形ではっきりしたどこどこということを申し上げられません。
○説明員(三宅正男君) ただいま先生おっしゃいましたように、四十八年の石油ショック以後、少しずつ物の値段を上げざるを得なくなってまいっております.したがいまして公社が購入いたしました、物品の金額ではありませんで、量という関連で考えてみますと、四十八年度を最高に、四十九年度、さらにただいま予算審議をしていただいております五十年度というふうに、次第に物の量としては減ってまいるであろうというふうに私どもは
○説明員(三宅正男君) ただいま申し上げましたのは全体の平均という意味で申し上げたわけでございます。個々の物品につきましてはそれぞれ非常に差異がございまして、材料費等が非常に上がったもの、あるいは余り材料の上がっておらないものいろいろなものがございます。 ただいま先生がおっしゃいました通信機械工業会でございますか、これの統計ということでございますと、大体、交換機あるいは搬送、無線、こういったような
○説明員(三宅正男君) お答え申し上げます。 石油ショック以来、いろいろなものが上がってきております。私どもの関係の使っております物品関係、これにつきましてもたとえば合成樹脂関係あるいは銅——銅は最近少し下がりましたですが、いろいろなものが上がってきておりますし、またそういう関係で全体といたしまして、これはちょっと全体としての平均という言い方は非常に、何といいますか、抽象的な申し上げ方でございますが
○三宅説明員 電話をどんどんつけ出しましたのが、第一次五カ年計画を始めました二十八年ごろからでございます。それからあと十年くらいあるいは十数年だと思いますが、私どもの考えております以上に需要がどんどん出てくるということのために、一たん地下に設備いたしました管路が足りなくなるというようなことがしばしば、確かに出たことがございます。この点は、道路を相当、数年おきにというような形に結果としてなったことがございまして
○三宅説明員 電話の線を、大体都市におきましては地下へ埋めております。したがいまして、この工事に際しまして、新設の場合以外にも、障害の修理というような面でやむを得ず道路を掘らなければならなくなるといったような面もあるかと思います。大体私ども、地下に工事をいたします場合には、将来の電話の需要予測をいたしまして、大体どれぐらいの線路が将来必要であろうか、これに見合うだけの管路ないし洞道を地下に設備するという
○三宅説明員 先生お話しのとおりに、撤去いたしました電話機は整理品というので一たん整理をいたしまして、そして修理をすべきものは修理をした上で再用いたしております。
○説明員(三宅正男君) 電気やガス等の場合と違いまして、先ほどもちょっと御説明申し上げましたように、電話の場合にはどこへどれだけの時間かけられたかというようなことを局内でいろいろ何と申しますか測定をしておくということがどうしても必要でございます。電気やガスの場合には、これはお客様の宅内でなければどれだけ使ったかということがわからないわけでございます。電話の場合には、かける先が同じ東京でございましても
○説明員(三宅正男君) 一般家庭につきましてもそういうような装置を、これは多少——先ほど申し上げましたのは、いわゆるPBXという構内交換機を持っておるような大きな事業所等に対するものでございます。似たような技術で一般家庭に対しても可能であろう、また技術的には可能でございますが、いま申し上げましたように相当金がかかるということで、月々ある程度の使用料を負担していただかないと、公社としてはサービスがちょっと
○説明員(三宅正男君) お答え申し上げます。 ただいまのお尋ね、加入者のお客様の宅内で度数がわかるように、あるいは詳細記録というようなものがとれるようにというようなことに対して、公社はどういうことをやっておるかと、こういうお尋ねだろうと存じます。詳細記録につきましては、かつてもう二十年近く前になるかと存じますが、ダイヤル即時のサービスを始めます際に、詳細記録がいいか現在のようなやり方がよいかということについて
○三宅説明員 ただいまの先生のお話、確かにたとえばホテル等の場合に自動で部屋の中からかける、これに対して度数料というものがホテル内の部屋別の度数計に登算される。こういうような技術は現在できておりますし、また実際使われておるわけでございます。ただ有線放送電話からの接続の場合に、まず第一に有線放送電話はたくさんの加入者が、一つの加入回線と申しますか、要するに一つの線にたくさんの電話が並列にぶら下がっておるということがございまして
○三宅説明員 お答え申し上げます。 ただいまちょっと手元に資料を持っておりませんので、具体的な数量を申し上げられませんが、電話機につきましては、加入電話は今年度三百二十万でございますが、そのほかに公社が直営でつけますPBX用の電話機あるいは付属電話機等といったようなものもございますので、三百二十万よりはだいぶ大きな数になっているはずでございます。
○三宅説明員 お答え申し上げます。 電話機、交換機等につきましては、電電公社が相当大量に購入いたしておりますが、会社の製造いたしておりますものは、そのほか一般民間関係へ出ていくもの、さらに外国へ輸出されるものがございます。いまのお尋ねでございますが、外国へ輸出されるものを含めまして、総生産額の中で、交換機では七〇%をちょっと切るぐらい、それから電話機につきましては約八〇%ということになっております
○三宅説明員 お答え申し上げます。 四十八年度の公社の購入金額につきまして、電話機につきましては総額で三百四十八億、それから交換機につきましては一千二百十八億、大体そういう数になっております。
○三宅説明員 お答え申し上げます。 まず最初にお話しのございました強電線との離隔距離の問題、この問題につきまして、先ほど建設局長が申し上げましたように、全国的にこういった離隔距離が十分にとれておりません部分、これがどれくらいあるかというような現状調査等を昨年さっそくやりまして、現在三カ年計画の中でこの離隔距離を正すこと、こういったような努力を続けております。電力会社との相互の工事の問題、いろいろございますが
○三宅説明員 ただいま信号が問題にならないという先生のお話がございましたが、(田中(昭)委員「信号は問題にならない、雑音が問題になる」と呼ぶ)信号による雑音ですね。この信号による雑音といいますのは、先ほど申しましたように、現在公衆電話の場合にはそれを吸収する装置をつけまして、利用者の方の耳には入らないような形にしております。公衆電話の場合に、お金が落ちます場合にやはり音がします。これはお金が落ちる音
○三宅説明員 ただいま先生お話しの公衆電話の料金、入れましたコインが時間ごとに落ちていく、この装置につきましては、局側から料金のコインを落としますための信号を時間ごとに送って、それによって公衆電話機の中の回路が動作しまして料金が入る、こういう形をとっております。これが一般の加入電話に同じことができないのかというただいまの先生の御質問でございますが、技術だけのことから申しますと、確かにそういうことは可能
○三宅説明員 お答え申し上げます。 ただいま先生お話しの大口の会社等でつけております自分のところでの度数計算装置、これは私ども公社ではそういうあれをやっておりませんので、ちょっと価格は現在わかりかねます。度数計そのものの単体につきましては、現在公社の購入しております価格は約九百五、六十円の程度ということでございます。
○三宅説明員 お答え申し上げます。 電子交換機は、昨年度初めて加入者を入れました実際の交換機が動き出しております。したがいまして、現在動いておりますのは東京、大阪、名古屋及び先月末に神戸で一局動き始めまして、合計で六局でございます。したがいまして、今後さらにこれを次々入れていかなければいかぬわけでございますが、今年度から始まります第五次五カ年計画中に、全国で約三百七十局程度これに導入を予定しております